ビットコインを取引所からハードウェアウォレット(LedgerNano S)に送金する方法

ビットコインを送金する方法

こんにちは。くりぷつです。

ビットコインの管理、どうしていますか?

最近はコールドウォレットやマルチシグ対応している取引所が増えてきたので、買ったまま取引所に預けっぱなしという人も多いかもしれません。

私は、なんとなく怖いですし、自分で管理しておきたいのでハードウェアウォレットで管理をしています。

ハードウェアウォレットはいくつか種類がありますが、LedgerNanoS を使っています。有名なやつなのでご存知の方も多いかもしれません。

取引所からビットコインなどの仮想通貨をハードウェアウォレットに移す時は、いくつか操作が必要です。

この記事では、私も良く使っている取引所(コインチェックビットバンク)から LedgerNanoS にビットコインを送金する方法についてまとめています。

LedgerNano Sとは

LedgerNanoS
LedgerNanoS

LedgerNanoS は、仮想通貨を管理できるデバイスです。ハードウェアウォレットの一つです。

USBのような形をしているのでこの中に仮想通貨が保存されていると思われがちですが、管理しているのは秘密鍵です。

ハードウェアウォレットを接続していない時以外はインターネットから切り離されているので(コールドウォレットといいます)安全性が高いと言われています。

MEMO
製造しているのはフランスの会社で、私も直接フランスの会社から取り寄せました。が、基本的に英語ですし、手続きも多少面倒なので、日本の正規代理店から買った方が簡単かもしれません。(フランスから取り寄せるより、正規代理店経由の方が値段は多少高いです。手間賃ですね)
● 正規代理店でハードウェアウォレットを購入する 

それでは、このLedgerNanoSにビットコインを送金する方法について解説します。(LedgerNanoSの初期設定は終わっている前提で話をすすめます)

ビットコインをコインチェックからLedgerNanoSに送る方法

コインチェック は初心者でも仮想通貨を買いやすい画面になっているので人気のある取引所の一つです。私も昔はよくコインチェックを使っていました。

基本的にそんなに難しいことはありません。

LedgerNanoS の準備

まずLedgerNanoS 側からの設定です。

LedgerLiveというアプリを立ち上げます。

LedgerLiveのデスクトップアイコン
LedgerLiveのデスクトップアイコン

アプリを立ち上げて、メニューの「Receive(受取り)」をクリックします

メニューのReceiveをクリック
メニューのReceiveをクリック

受取る仮想通貨の種類を選びます。このではビットコインを取引所から受け取るのでBitcoinを選びます。

Bitcoinを選ぶ
Bitcoinを選ぶ

LedgerNanoSをパソコンに接続し、Bitcoinのアプリを選択しておきます。

PCにLedgerを接続して、ビットコインアプリを選択しておく
PCにLedgerを接続して、ビットコインアプリを選択して、同時押しする

両方完了すると、次に進めます。

LedgerNanoSを接続し、ビットコインのアプリを選択すると次に進める
LedgerNanoSを接続し、ビットコインのアプリを選択すると次に進める

「Verify(確認)」のボタンを押すと、受信用のビットコインアドレスが表示されます。

MEMO
A Bitcoin receive address will be displayed on your device. Carefully verify that it matches the address on your computer.
と書いてありますが、要するに、ビットコインのアドレスがパソコン画面とデバイス上に表示されるので、きちんと合っているか確認してください。というメッセージです。

パソコン画面上に表示されたビットコインアドレスと、デバイス上のアドレスが同じか確認してください。

注意
過去に、ここのアドレスが違う(デバイスが乗っ取られている)という事案がありましたので、必ず確認をしましょう。
QRコード(この画像はダミーです)とビットコインアドレス(黄色で隠しています)が表示されます
QRコード(この画像はダミーです)とビットコインアドレス(黄色で隠しています)が表示されます
デバイスに表示されるアドレスとPCのアドレスを照合
デバイスに表示されるアドレスとPCのアドレスを照合

アドレスを照合して問題なければ、PC画面下にある「COPY ADDRESS」をクリックするとビットコインアドレスがコピーできます。

LedgerNanoS 側の準備は以上です。

コインチェックからビットコインを送る

コインチェック からビットコインを送る方法です

メニューに「コイン送金」ボタンがあるのでクリックします。

送金先リストの編集をクリックします。ここで先ほどLedger側で設定されたビットコインアドレスを入力します。

ビットコインの場合、ラベルはそんなに重要ではないので、ledger1とか2とかでもいいと思います。ただの区分けです

2段階認証が求められるので、コードを入力します。

送るビットコインの金額を入力します。

注意
全部送りたい場合は少し注意が必要です。
手数料が必要なので、手数料分を引いた金額の入力が必要です(自分で計算する必要があります)ここ、面倒ですね。自動でやってほしい。

「送金する」ボタンを押して完了です。

手数料をしっかり考えてください
手数料をしっかり考えてください

送金履歴が「手続き中」になります。時間が経つと、完了します。

送金手続きは以上です。あとは「LedgerNanoS 」のアプリで受信できているか確認して終わりです。

Receivedになります(承認が終わっていないと白枠ですが時間が経つと緑枠に変わります)
Receivedになります(承認が終わっていないと白枠ですが時間が経つと緑枠に変わります)

ビットコインをbitbankからLedgerNanoSに送る方法

bitbank(ビットバンク)はコールドウォレットやマルチシグを採用(一部仮想通貨除く)しており、安心感のある取引所の一つです。

基本的には板取引になりますが、慣れれば難しくありません。私はXRP(リップル)の板取引を行いたくてbitbankを使っています。

さて、bitbankからビットコインをLedgerNanoS に送る方法ですが、Ledger側の設定は前述した通り同じです。

なので、bitbank(ビットバンク)の設定のみ解説します。

右上に人のアイコンがあり、そこからプルダウンで「出金」メニューが出るのでクリックします。

次に、ビットコインの出金をクリックします。

「アドレスを追加」でビットコインアドレスを追加します。

「新規追加」をクリックします。

ラベルは書いてある通り(個人用のウォレット)でOKです。

ビットコインアドレスを入力します。

次に「SMS確認コードを取得」を押すと、登録スマホにSMSメッセージが来るので、そこに書かれているコードを入力します。

最後に二段階認証コードを入力して「追加する」を押します。

アドレスが追加されます。

あとは出金するビットコインの数量を指定し、二段階認証、SMSを入力して「出金する」で完了です。

メールを確認して、認証する必要があります。必ず登録メールアドレスを確認して、来ているメールから認証を行ってください。

取引量国内No.1

ビットコインの送金方法まとめ

慣れてしまえばそんなに難しいことではありません。

手数料もあるので、私の場合はある程度まとまったら取引所からビットコインを移すようにしています。

やはり取引所に預けておくだけだとちょっと怖いですからね。

以上、ビットコインの送金方法についてでした。

● 正規代理店でハードウェアウォレットを購入する