くりぷつです。
コインチェック(Coincheck)で仮想通貨を買おうと思っている方も多いと思います。
私は2017年に仮想通貨を買い始めましたが、やはり当初はコインチェックで仮想通貨を購入していました。
何といっても使いやすいですからね。コインチェック。初心者の方には非常におすすめです。
仮想通貨を購入する前までは、ふつうの証券口座を使ったこともなく、注文方法すら知りませんでした。
※一般的に、仮想通貨の取引も「板取引」という株取引と同じような注文方法が主流です
そんな中で注文方法の知識も必要がなく、感覚的に仮想通貨が購入できるコインチェックはありがたい存在でした。
一方でコインチェックは2018年に仮想通貨の一種である「NEM(ネム)」の流出事件が起こるなど、悪い意味で仮想通貨を有名にした取引所でもあります。
その後、上場会社である「マネックスグループ(マネックス証券の母体)」に買収され、2019年には金融庁に仮想通貨交換業者として認可登録が行われるなど、確実に改善の道を歩んでいます。
この記事では、コインチェックで口座を開設するメリットや、その特徴についてまとめていきたいと思います。
目次
コインチェック(Coincheck)は2014年からサービスを開始した、日本の仮想通貨取引所の一つです。
コインチェックは初心者向けの取引所として定評がある
分かりやすい操作画面に定評があり、初心者でも取り扱いやすい取引所として、私が仮想通貨を購入しはじめた当初から有名な取引所でした。
仮想通貨の購入は「取引所(板取引)」「販売所」の2つの方式がありますが、「販売所」での取引がしやすい。というのがコインチェックの特徴の一つです。
マネックスグループの傘下として
コインチェックは、2018年1月にNEM(ネム)の流出事件が起こり、悪い意味で世間を賑わせてしまいましたが、2018年4月にはマネックスグループに買収され再建の道を歩み始めます。
コインチェックを買収したマネックスグループの松本社長は以下のように語っています。
例えばデリバティブ(金融派生商品)とか、もっと言えば株式やお金そのものだって、最初は「なんじゃこりゃ」と言われ、いろんな問題が起きたりもしました。
それが時間をかけて「こなれて」いき、人々の生活や世界経済全体にとって役立つものになっていきました。
仮想通貨も、そんな経済の長い歴史の中で生み出された「発明」の一つだと思います。規制当局などとも話をしながらルールを作り、良いものにしていかないといけません。時間も労力もかかります。
当然、リスクもつきものです。リスクをしっかり認識しながら、それをコントロールして、最終的に経済全体にとってプラスになるようなものを私たちが作りあげていく。そういうことだと思っています。
コインチェック買収の狙いは人材——マネックス松本社長が語るネット証券20年のその先
その後、2019年に金融庁から仮想通貨交換業者として認可登録が行われています。
コインチェックのメリットであり、最大の特徴とも言えるのは、初心者でも扱いやすいインターフェースにあります。
一般的に、仮想通貨などの金融商品を取引する際は「板取引」といって買いたい金額と買いたい量を注文して、金融商品を購入します。
簡単そうに見えますが、買いたい人と売りたい人の需要と供給が合わなければ注文がマッチングしません。

例えば、ある仮想通貨が1コイン当たり10円で取引されていたとします。買い手としては、それよりできるだけ安く買いたいと思いますよね。
そこで9.5円で注文を出したとします。しかし、売り手としては、10円より上で売りたいと思っているので、なかなか9.5円では取引が成立しません。
特に相場が上昇しているような場合、自分の希望価格でなかなか注文が成立しないかもしれません。(その場合は「成行」で注文すればいいのですが、ここでは割愛します)
初心者は販売所での購入が便利
コインチェックでも、ビットコイン取引では「板取引」で取引可能ですが、「販売所」という購入方法が存在して、こちらの方が購入は簡単です。
私も、仮想通貨を始めたばかりの頃は「販売所」だけで取引をしていました。
販売所は取引所に比べると手数料が高いのがデメリットですが、直感的に仮想通貨を買うことができます。
買いたい枚数を入力すれば、必要金額が表示されるので、その時点でのレートですぐに購入ができます。

すぐに仮想通貨が購入できるということですね。
本当に直感的に、簡単に購入できるので非常に便利です。


ビットコイン以外の仮想通貨を総称して「アルトコイン」と言います。
イーサリアム(ETH)とか、リップル(XRP)とかですね。
コインチェックは、購入できるアルトコインの種類が多いのも特徴の一つです。
コインチェックで購入できるアルトコイン
現時点で、コインチェックで購入できるアルトコインは以下の通りです。
アルトコインの種類が多いメリット
アルトコインの種類が多いメリットは、単純に楽しいからですね。
仮想通貨の魅力は、自分の気に入った(将来有望と思われる)仮想通貨を見つけて、購入する。という点にもあると思っていますが、そういった意味で選択できるアルトコインの種類が多いというのは魅力的です。
私は今でこそ数種類のアルトコインに絞って保有をしていますが、仮想通貨を始めた当初は「これもほしい、あのコインも有望かもしれない」といって色々なコインを少しずつ保有していたものです。
自分の「推しコイン」を探して、保有できる。というのがアルトコインの種類が多いコインチェックのメリットですね。
仮想通貨を購入する場合、コインチェックなどの「仮想通貨取引所」の口座を開設する必要があります。
口座開設というと面倒なイメージがありますが、そこまで労力をかけずに口座を開設することができます。
とはいえ、自分の資金を運用するための口座ですので、本人確認などは厳密に行われます。

コインチェックのデメリットというか、やはり敬遠されることの一つとして「流出事件が起きたことによるイメージの悪さ」があると思います。
確かに、仮想通貨を流出させてしまったことは、その管理の甘さから来ているので「コインチェックは危ない」と思うのも仕方がありません。
コインチェックの安全性は・・?
一方で、上場会社であるマネックスグループに買収されたことで体制が強化されたと言われています。
そのため、マネックスグループに買収されたことでセキュリティ面での不安もなくなったので金融庁に認可された。
だからコインチェックは絶対大丈夫だ。
・・・・と、いう人もいますが、私はそう断言するつもりもありません。
分からないですからね。絶対はありません。
仮想通貨の管理は重要
確かに、流出事件後からは格段にセキュリティが強化されたのは間違いないでしょうが(分かりませんが)、それでも絶対に問題が起きないという保証はありません。ある意味、これはどの取引所にも言えることです。
では、対処のしようがないのか?と言えばそうでもなくて、私の場合は、取引所にコインは置いておらず、自分のウォレットにコインを移すようにしています。
こうすることで、取引所が万が一ハックされたとしても、被害が及ばないように対処をしています。
※自分でコインを管理するというのは、リスクがないわけではありません。手間もかかります。なので、絶対にこの方法がいい。というわけではないのですが、自分がこの方法が「ベターだ」と思う方法を選択するのがいいのかな。とは思います。
取引所からウォレット(ハードウェアウォレット)に仮想通貨を送金する方法は以下の記事でまとめています。
ビットコインを取引所からハードウェアウォレット(LedgerNano S)に送金する方法
良い意味でも悪い意味でも有名になってしまったコインチェックですが、最終的にきちんとコインを管理できれば、初心者には非常に使いやすい仮想通貨取引所であることは間違いありません。
アルトコインの種類も多く「選ぶ楽しさ」も味わえます。
また、マネックスグループの傘下に入ったことで、簡単には潰れないだろう。という一定の安心感はあります。
仮想通貨取引所は1つしか口座開設できないわけではないので、他の取引所と併用しながら使うこともできます。
実際に、私はコインチェックとビットバンクを併用して使っています。
ビットバンクは板取引なので、中級者以上の方におすすめの取引所ですが、まず初心者の方であればコインチェックがおすすめです。
5分程度で口座開設も可能とのことなので、コインチェックで口座開設を検討してみてはいかがでしょうか?
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