ビットコインの半減期がそろそろ来るから、価格が上昇するかもしれない。
いや、もう上昇局面には入っている。
そんな情報を得て、半減期って何?すごいの?ビットコイン買わなきゃ!
と思われている人も多いかもしれません。
ビットコインの半減期とは、簡単に言えば、マイナーに支払われるビットコインの報酬が半分になることを言います。
市場に新規供給されるビットコインの量が半分になるので、需給の関係でビットコイン価格は上がる。という見方があるようです。
まあ、分かりませんけどね。
だいたい、みんなが上がる上がると言っていて、上がったことある?
あるのかもしれませんけどね、私は話半分に聞いています。
とはいえ、そもそもビットコインの半減期って何?どんな内容なのか知りたい。という方もいると思いますので、この記事では概要を簡単にまとめていきたいと思います。
目次
ビットコインのネットワークにおいてマイニングというのは重要です。不特定多数の参加者がいるビットコインネットワークにおいて、不正を起こすインセンティブを働かせないのが、ビットコインマイニングです。
ビットコインに半減期がある理由
ビットコインの半減期というのは、マイニングで得られるビットコインの量が半分になってしまうイベントです。
マイナーは一生懸命、報酬としてビットコインを得るためにマイニング競争を行っているわけですが、報酬が半分になるなんて、マイナーからしたら
はあ?
って感じですよね。
ただ一応、当たり前なんですが報酬が半分になる理由はあって、
と言われています。
あとは、時代が進めば進むほど、マイニングマシンの精度は上がり、低コストでマイニングできるでしょ?
だから報酬減らすわ。
という理由もあるようです。これはちょっと分からないですけどね。
いくらマイニングマシンのコストが下がったとしても、他のマイナーを出し抜くために、コストをかけきゃならないんじゃないの?という気もしています。個人的には。
半減期は需給調整のため?
ビットコインの供給量は有限であることはご存知の方も多いかと思います。
2,100万枚ですね。現時点で1,800万枚近くのビットコインがマイニングされていますので、約85%のビットコインが市場に出回っていることになります。
これは、同じペースでマイニングされてきたわけではありません。
半減期があるからですね。
当初は、マニング報酬は50BTCでした。2012年に半減期を迎えてマイニング報酬が25BTCに半減、さらに2016年にも半減して報酬は12.5BTCとなっています。
マイニング報酬が同一ペースだったとしたら、あっという間にビットコインがマイニングされつくされてしまったことでしょう。
一般論ではありますが、数に限りがあるものの価値は、供給量が少なくなってきた時に人気が高騰しますよね。
あ、なんか早く買わなきゃ。と思います。
供給量に対して需要が上回るので、価格が上がります。
価格が上がるので、需要がさらに増えて、どんどん価格が上がっていく。
そんなサイクルになります。
こういった急激な価格上昇を抑えるために、ビットコインの報酬(市場への供給量)は「半減期」を設けることで少しずつ調整されていっているということです。
2012年、2016年に半減期があったので、4年に1回半減期があるんだな、と思われる方も多いでしょう。
間違ってはいないのですが、報酬が半分になるタイミングは、正確には
とされています。
ビットコインのブロックは10分程度に1回生成されるように調整されています。
つまり、21万ブロックが生成されるまでの時間は、
だいたい4年くらい。ということになります。
2016年に半減期があったので、次の半減期はだいたい2020年ころというのは予想できます。
具体的にはいつでしょうか?
前述した通り「だいたい」なので正確にいつ。というのは特定できませんが、
Bitcoin Block Reward Halving Countdownというサイトを見ると、大体2020年の5月頃になりそうです。

色々な人がいろいろなことを言っているのを見ると、どうやら半減期の前後で価格は上昇しそうだ。という情報はありますが、正直、個人的には分かりません。
ただ、過去2回のビットコインの半減期においてどのような値動きをしたのかは見ることができます。
ビットコイン1回目の半減期2012年11月(50BTC→25BTC)
記念すべき1回目の半減期です。

赤矢印の所が半減期ですが、ピクリともしてないですね。
理由として、このころはビットコインの知名度がなかったから~とかいう説明がなされていますが、分かんないですよね。
事実として、ピクリとも動いていない。それだけです。
その後、上昇していますが、キプロス危機によるものと言われています。
ビットコイン2回目の半減期2016年7月(25BTC→12.5BTC)
2回目の半減期です。

半減期は7月ですが、その1~2か月前から価格が上昇し、5万円前後だったビットコインの価格が6月には8万円を越すくらいになっています。
半減期後はマイナスに転じ、その後再び上昇トレンドに入っています。
過去2回の半減期から分かること
分かりません。
上がるかもしれないし、上がらないかもしれない。
まあ理屈をつければ新規供給が減るから~需給の関係で上がるんだ~。
ということかもしれません。
まあ、長期的にはそうでしょう。
でも短期的には分からないですね。
だいたい、上がる上がると言わてるやつってあんまり信用できないんですよね。
・・・というわけで、上がる下がるは分かりませんが、新規の供給量が減るのは事実なので、長期的には上昇トレンドになるのではないのかな?と個人的には思っています。淡い期待ですけどね。
ただし、ビットコイン自体に本質的な価値がなければ、供給量が減ろうがなんだろうが関係ないですからね。
腐ったリンゴの供給量が減ろうが、腐ったリンゴの値段は上がらないですからね。
こればかりは分かりません。ビットコインの価値を認めている人は世界的にみればまだ少ないですからね。
少なくとも私は、ビットコインに価値があると思っているのでちょっとだけ買ったんですけどね。
あまり期待しすぎず、上がったらいいな~くらいのスタンスがいいですね。
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